なにわ男子のデビューに寄せて

突然大西流星くんと出会って、あと100日弱で短いJr.担生活を終える女のただの自分語りで備忘録です。

 

わたしは文を書く人間じゃないはずで、人生で一度も、作文を嫌いじゃないと思えたことがない。ただ、読むのだけは好きでいつも読んでる。素敵な文章が人の心を動かすことをこの身をもって体験してきた。わたしはやっぱり書く側ではないけれど、今の気持ちを忘れてしまっても(いやだ)これが嘘じゃないことを残しておきたくて書きますね。一度きりかも!

 

 

 

2021年7月28日、なにわ男子、デビュー発表。

本当におめでとう!!!!!!!

そして、心からのありがとうを贈りたい。ありがとう、こんなにもの幸せを。わたし、なにわ男子の、あなたたちのファンで本当に幸せなんだよ。

 

 

 

最初で最後かもしれないから、どうせなら全部書いてしまおう。全てのはじまりは2020年1月24日、TLに流れてくるTVガイドさんの表紙画像。

(よく見るとこのツイート、投稿時間が午後7:28。愛。)

 

すごい大勢いるな…該当ツイートを見ると、#なにわ男子 #Aぇgroup…うんうん、グループ名だけは分かる。というのも、つい1ヶ月弱前に"てゅんてゅけ"と"たいせい"のお話を小一時間、KinKi Kidsの単独カウコンの前に駅のカフェで聞いたばっかりだったもんね(これは話すと長くなるから割愛)。残念ながら"たいせい"のお顔はあまり覚えていないな…あ、西畑くんだ。彼は知ってる。わたしが人生を賭して推すことを心に決めていたアイドル(これも話すと長くなるから割愛)、二宮くんの激烈なファンの子だよね、彼はなにわ男子、だったはず。

 

あら、すっごいきゅるきゅるな子いるわ、、そして軽い気持ちでつぶやいた「えぇのセンターの子かわいいね」


帰ってくる空リプ「金髪の奴?」いやいや、金髪の子ではないな?というか、グループどこで分かれてるん?混ぜるな、なにわ男子とAぇgroupで整列せんかい、と思いながら「まってごめんごめんどこまでがどのグループか分からん😀😀この子」ってトリミングしてまたつぶやいた。「おおっ!それは我がなにわ男子の大西流星くんです🧡」こう返事が来て、礼儀だろうと思って調べたのかな(覚えてないのかよ)、次のツイートは「りゅちぇ…マークだわ(チョロい)」だった。お顔がタイプなわけじゃなかった(コラ)。今思ってもこの表紙、流星くん的には盛れてない部類じゃないかとすら思う(コラ)。それでも惹きつける何かがあったのかな。気づいたら彼のことを調べからかして、夜は朝になっていた。

 

そもそも、ジャニーズJr.という存在について、ほとんど何も知らなかった。「先輩のバックで踊ってる子」ほんとそれくらい。嵐ファンの時もバックに興味はなかったしKinKi Kidsのバックはムキムキか美女かふぉ〜ゆ〜ちゃんだし。Jr.を応援するなんてわたしの人生に存在しないシナリオだって思ってた。

 

だからこそ流星くんの存在は鮮烈で、わたしがそれなりに大きめの覚悟を持って流星くんを応援しようと思うまでにそんなに時間はかからなかった。ジャニーズに入ってから今日まで、その時々で流星くんが何を思って活動してきたか全部が知れるわけじゃないことを念頭に置きながら当時のインタビューやステージのレポ、ファンの思い、流星くんに関するいろいろなものを目にしてきたわけだけれども…なにわ男子のメンバーになってから1年くらいの時のテレビジョンさんのインタビュー「令和Jr.維新!西の陣」は今でも何回も見返すくらい大切かなあ…インタビューの中で結成時の気持ちについて「ワクワクした」と教えてくれたこと。捉え方にやっては中々のサイコワードではあるけれど、小学生の時からこの世界にいて、短すぎるジャニーズJr.の旬を感じていたから言えた言葉なのかもしれないと今は思う。

いつのまにか、周りの雰囲気を鋭敏に感じとって「こうするべき」ができるようになってしまったように見える流星くんが、あの時どう思っていたか、今どう思っているか、時々たまにわたしたちに教えてくれることがたまらなく嬉しいよ。なにわ男子になった時、誰かが、どこに向けていいか分からない辛い気持ちを向けられることもあったのかな、メンバー内で芸歴も年齢も真ん中で大変なこと、いろいろあったかもしれない。この子きっと、そうと思わずにすごくがんばったんだろうな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待って、Jr.ってどうやって応援したらいいの!?(パニック)

今まで応援してきた嵐や、KinKi Kidsには円盤があってコンサートがあって番組がある。何より、自分1人が応援しなくたって彼らはやっていけるような感覚でいた。3枚前のシングルからツイッターの販促アカウントも怠惰からログインしていない。

でも、Jr.の子はいつなにがあるか分からないということを、「絶対デビューすると思ってたのに」の絶対が1ミクロンも信用できないことを知ってしまった。こちらが何をしたっていなくなる時はいなくなることも、分かってるんだけど。それでも、自己満足でも、応援したい。のだ。

右も左も分からなかったわたしはとりあえず聞いた。この子を応援するために何ができる?何したらいいの?島動画、生写真(Jr.もあるのね)、レギュラー番組(当時のなにわAぇ、など)、、ドキドキしながらひとつずつ、サイトを開いた。大西流星くん、なんと言ってもお顔が可愛いね。もうすでに抱え始めていたクソデカ感情は行きどころを失い、とりあえず"お顔が良い"に逃げていた。

 

 

一方的な出会いからわずか5日後、決意表明(?)をしています。

 

 

流星くんの好きなところは言い切れないほどたくさんあって日々増えてくばっかりですが、いちばん好きなところだけ紹介させてください。それは、彼がアイドルという自身の職業に誇りを持ち、大好きだと言い続けてくれているところ。あといつも真っ直ぐな言葉で愛を伝えてくれるところ。(いちばんを絞るのが無理な女)

 

リア恋もいいけど、僕はやっぱり王道アイドルでいたいかな。実際に付き合ってる感じを想像できるんじゃなくて、あくまで画面越しの人になりたい。

好きです。

 

彼はわたしたちの人生にアイドルとして登場したい、と語るんです。彼氏や、恋人の擬似体験としてではなく。わたしは流星くんのそういう確固たるアイドルイズムがたまらなく好きです。理由はない。好きなもんは好き。そんなもんでしょ?

 

Jr.って正直、いつ何があるかわからないことも多いじゃないですか。でもファンの人たちもそれを覚悟で「今」を応援してくれている。だから結束は強いと思います。

 

Jr.という立場って、何があるのかわからないところがあるのに、それでも応援してくれる。アイドル人生を一緒に歩いている感じがして、綺麗事じゃなく、好きやなぁって思えるし、もっと喜んでもらいたいって思う。

 

人生何周目なんでしょうか。今までの経験をこうやって捉えて言葉にできる18歳(当時)、すごい人だ…ここで話は現代(現代)に戻ってデビュー発表の公演での挨拶。

 

僕は、いろんな立場で、いろんな景色を見てきたつもりです。

 

流星くんが唯一「過去」の「自分」について話した、たった一言。アイドル10年目。グループの結成と解散、メインだったこと、スタ誕に出れなかったこと、赤のペンライト、年下組座長としての松竹座、なにわ男子。このどれもわたしは知り得ないことだけど、ゆっくり紡いでくれた一言が流星くん自身を否定するでも肯定するでもなくただすこし優しく、過去を抱きしめたような気がした。これも忘れられないんだろうな。

 

 

この一言以外は全て「僕たち」のお話。これからは7人がなにわ男子でいることを望む限りずっと、流星くんの「僕たち」は西畑さん、流星くん、長尾ちゃん、みっち、恭平ちゃん、丈くん、大橋くんのことを指すんだね。嬉しい。嬉しいなあ。

 

 

デビュー発表の瞬間、わたしは学校の食堂のトイレでイヤホンつけて配信を見てたんだけど(圧倒的インキャ感)、今日のテーマ「# なにわ男子しか勝たん」が発表されてから確信はしていた。匂わせがすごい。いつも通り始まるかと思われたゲームコーナー。でもその圧倒的な曖昧さと勝負にならない違和感は確信をより強くさせただけで、すでにメンバーも感づいていたんだろうとは思うけどしっかりやり切るプロアイドルたち。最後、丈橋に渡された紙は白紙。そこで「繋げってこと?」が出てくる丈くんプロすぎるのよ。場数が違うってこういうこと?(この時点でかなり震えてるし半分泣きながらツッコミを入れてた)そして尺をまあまあ取ってくるスタッフさんはドS。

 

発表のとき、配信では一切モニターを映すことなくずっとメンバーの表情を見せてくれていた。「この瞬間の彼らを見逃すんじゃないよ」とでも言いたげに。愛。聞いたことある心臓音。ああ、ダメだ。確信は99%なのに1%の不安が彼らを守る表情を作ってしまう。わたしだって足が震えて冷や汗が止まんなかったくらいだからあの瞬間会場にいた人たちの気持ちって、もう大変なもんだと思うよ…

「CDデビュー決定!!」映し出された瞬間2回ぴょんぴょんって飛び跳ねて、それからは涙が止まらなかった流星くん。いちばんに拳を突き上げた丈くん。真っ先にファンに向き直る大橋くん。噛み締めるように静かに涙を溢す西畑さん。泣き崩れて立てなくなっちゃうみっちと恭平ちゃん。泣き顔笑顔が誰より美しい長尾ちゃん。7人は自然に円陣になる、最初にマイクを通して聞こえたのは大橋くんの「よっしゃあぁ…」で。嗚咽して泣く流星くんを抱きしめて背中をさするのは西畑さんで、ふたりがまた同じグループになれて、これからもずっと一緒なんだって思ったらそんなの、言葉にならないよ…。

 

 

 

流星くんが恭平ちゃんを、みっちを支えて立っているのを見て何故か、一度目のROTで「もう最年少じゃないですもんね」って優しく笑ってた流星くんを思い出したよ。

 

 

 

なにわ男子のみんな、流星くん、デビュー決定、本当におめでとう。これからも7人と一緒にいろんな景色を見に行けること、うれしい!おめでとう。ありがとう。どうぞよろしく、これからも。

 

今日の流星くんの日刊でまた泣くんだろうなあ